インタビュー(取材)ライターになるにはどうしたらいい?インタビュー(取材)ライターになるまでに必要な勉強や経験は?
インタビューライターは、Webライターの仕事の中でも「花型」と呼ばれています。
取材ライターは、正社員でなくても、業務委託で仕事を受注できます。こちらの記事はWebマガジンやWebメディア上の記事のライターに関する記事です。
フリーランス・副業Webライターさんでインタビュー(取材)ライターに興味がある方も役立つ内容となっています。
- インタビューライターのなり方や仕事内容
- 仕事の取り方
- 取材に必要なもの
- 取材から納品までの流れ
インタビューライターを目指す方は、ぜひ参考にしてみてください。
インタビュー(取材)ライターの仕事について
「インタビューライター」とは、人に取材をして、取材内容をもとに読みやすい記事を作成する仕事です。
具体的には、以下のような仕事があります。
- 座談会形式のインタビュー
- オンライン会議形式のインタビュー
- 電話形式でのインタビュー
- イベント取材音声・映像をもとにした記事作成取材
- ライターの顔出し・記名(クレジット)ありのインタビュー
- 外国語でのインタビュー
すでにクライアント様がアンケートやインタビューを済ませており、その内容をもとにした記事作成、オンライン形式で1対1でのインタビューもあります。
また、記事の書き方には、大きくわけて2つあります。
- 対談形式
- ルポ形式
インタビュー(取材)ライターの仕事の単価相場は1記事あたり10,000円前後
経験を積めば単価がよい方で、1記事150,00円+交通費の場合もあるようです。
(取材1時間・自分で撮影・3000文字程度)
経験を積んで単価交渉すれば、単価がアップしていきます。
インタビューライターのなり方| まずはWebライターとしての経験を積む
インタビューに関して知識0の未経験者が、衝動的に仕事に挑戦するのは厳しいと思います。けれど、少しずつインタビューライターに関連するスキルを積めば再現可能です。
取材ライターになる手順①『Webライティング』を学ぶ
取材ライターの前に、まずはWebライターとしてWebライティングを学びます。Webライティングは、Webライティング関連の書籍を読んだり、YouTubeを視聴したり、ブログ運営をしたりして学べます。
また、効果的なタイトルや見出しのつけ方に関する知識を身につけるとさらによいでしょう。
WordPressでブログを作成し運営できるようになれば、取材記事を納品するときに「WordPress入稿」の仕事ができます。
記事WordPressブログの作り方!初心者でも失敗しない簡単に作成できる方法|エックスサーバーの『クイックスタート』を紹介
プロフィール文に「WordPress入稿」と書けば、
クライアント様から重宝されます
クラウドソーシングサイトには、初心者でも挑戦しやすい『オウンドメディアの記事執筆』や『ブログ記事代行』といった執筆の仕事がありますよ。
Webライターの始め方が知りたい方、Webライターの勉強方法が知りたい方は、以下の記事をご参考くださいね。
記事 【Webライターの始め方】初心者向け完全ガイド|未経験でも挑戦でもできる
記事Webライターの勉強方法【初心者向け】|知識0の主婦が文字単価3円になるまで
取材ライターになる手順②『Webマーケティング』を学ぶ
こちらも、読書やYouTubeで学べます。
おすすめの本は、『沈黙のWebマーケティング Webマーケッターボーンの逆襲 ディレクターズ・エディション』(松尾 茂起/上野高史)。
漫画ですから、初心者さんでもとても読みやすいです。
取材ライターになる手順③ 記事の見出しやタイトルの付け方を学ぶ
取材ライターは、取材内容をもとに記事作成します。読者が目をひく、クリックしたくなる記事の見出しにしましょう。
- インタビューライターよりまずWebライターから挑戦してみる
- SEOライティングに関する知識を身につける
- Webマーケティングに関する知識を身につける
- 記事の見出しやタイトルの付け方を学ぶ
インタビュー(取材)ライターの仕事のとり方
クラウドソーシングサイト・直接契約・TwitterなどのSNSいずれかで積極的に応募します。
自分の気になる仕事が豊富にあるとは限りません。「ママワークス」や「WantedIy」に登録して、「取材ライター」と検索してみてくださいね。
直接契約の仕事の取り方については、こちらの記事をご参考ください。
記事Webライターが直接契約をとる方法とサイトを紹介|実績を活かして継続して応募する
インタビューライター(取材ライター)の仕事に必要な持ち物
インタビュー(取材)ライターに必要な持ち物を以下にご紹介します。ぜひチェックしてみてください。
- ノートパソコン
- カメラ
- 名刺・名刺ケース
- ボイスレコーダー
- バインダー・ルーズリーフ
- 筆記用具
持ち物①ノートパソコン
ノートパソコンは、記事を編集したり、完成した記事を WordPressで入稿したりするときに使います。
ノートパソコンは種類がたくさんあり、何を選んでいいかさわからないですよね。
よかったらこちらの記事をご参考くださいね。
記事Webライター向けパソコンを選ぼう!専業ライターが教える2023年のおすすめ4選
持ち物②カメラ
カメラは「ミラーレス一眼レフカメラ」がおすすめです。
- Sony
- LUMIX
- OLYMPUS
ミラーレス一眼レフカメラは、軽くて持ち運びに最適です。カメラにストラップを着けておくとよいでしょう。取材中に常に首からカメラを下げて使用できます。
ミラーレス一眼レフカメラについて、Twitterで調べてみました。
カメラを購入して写真の撮り方を練習している方もいるようです
持ち物③名刺・名刺ケース
名刺や名刺ケースは、取材が始まる際に名刺交換をするために必要です。気に入ったものを用意しておきましょう。
名刺ケースについても、みなさんどんな風なケースを持っているのかTwitterで調べてみました。
みなさん素敵な名刺ケースをお持ちです
持ち物④ボイスレコーダー
ボイスレコーダーは、取材時の内容を録音するのに使用します。
携帯電話のボイスレコーダー機能より音声がよいです。インタビューをする際ボイスレコーダーを片手に持って使用します。
持ち物⑤バインダー・ルーズリーフ
インタビューをする際は、椅子に座って行うだけでなく立った状態で行うこともあります。
バインダーに用紙を挟んでおき、すぐに取材が始まっても慌てないようにしましょう。バインダーは100円ショップでも販売されています。
持ち物⑥筆記用具
筆記用具もすぐに取り出せるように、ノートやバインダーにセットしておくのがよいでしょう。
100円ショップに「ペンホルダー」という商品も販売されています。自分で工夫して、ペンなど筆記具をいつでも素早く取り出せるよいにしておくとよいです。
取材アポイントから取材までの流れ
取材が決まれば、以下の流れで進めていきます。
- 取材場所や撮影場所の情報をリサーチ
- 取材先の下見取材のスケジュールを以下4つの日程を中心に確認する
- 取材日
- 初稿締め切り
- 納品締め切り
- 公開日
- 取材する人やその人の作品を観ておく
- 取材交渉取材
取材先のリサーチを終えたら、編集部のサイトに載せても問題ないかどうかを確認します。
取材交渉は、必ず先方が忙しくない時間帯であることを確認し交渉します。
クライアント様からうけとる取材依頼書と名刺を渡して、趣旨(ボイスレコーダーで録音する旨も含む)を説明します。
取材OKの許可を得てから、先方が忙しくない時間帯に取材へ行きます。
取材記事の作成から納品までの流れ
インタビュー記事の作成から納品までの流れは以下の通りです。
- 取材後、仕事の発注者(企業様やクライアント様)が定めた締切日までに記事を作成する
- Word・Googleドキュメントなどで納品またはWordPressで直接入稿する
- 修正があれば対応する
- 記事公開前に取材先に記事の下書きを見せて承諾を得る
- 記事完成
インタビューライターをする上で知っておきたいことや必要なスキル
インタビューライターが必要な知識はさまざまあります。
- 相手の希望する記事に仕上げるために打ち合わせが非常に重要であることを意識する
- 質問力を養う
- 準備を万全にしておく
- 相手から信頼してもらうよう努める
依頼主が求めることをしっかりと理解しておくことが大切です。相手の時間をいただいて取材するわけなので、当日までにできる限りのことは、しっかりと準備しておきましょう。
また、インタビュー当日は以下のことをこころがけましょう。
- 取材日当日は、30分〜1時間前には現地へ到着しておく
- マフラーはカバンに入らなかったり場所をとったりする為巻いていかない
- トイレは済ましておく
- お腹はある程度満たしておく
- すぐにインタビューが始まっても問題ないようにしておく
最後に:インタビュー(取材)ライターのなり方のおさらい
本記事では、インタビューライターのなり方や仕事の流れ、必要なものについて解説しました。
こちらでは、もう一度内容をおさらいします。
◇取材ライターのなり方〜納品まで◇
流れ | すること |
仕事をもらえるようになるまで | ・Webライターをする ・Webライティングを学ぶ ・Webマーケティングを学ぶ ・積極的に応募する |
仕事開始にむけて準備すること | ・必要なものを揃える ・取材場所や撮影場所の情報をリサーチする ・取材のスケジュールを 以下4つを中心に確認 取材日 初稿締め切り 納品締め切り 記事の公開日 ・人や作品を調べておく ・取材先の下見 |
取材当日すること | ・30分〜1時間前には 現地へ到着しておく ・マフラーは巻いていかない (冬の場合) ・トイレは済ます ・お腹はある程度満たしておく ・すぐ取材開始できるよう準備 |
必要なものは以下の通りです。
◇必要なもの◇
- ノートパソコン
- カメラ
- 名刺・名刺ケース
- ボイスレコーダー
- バインダー・ルーズリーフ
- 筆記用具
少しでも参考になれば幸いです。
当ブログでは、ライター向けの情報を発信しています。よかったらご参考くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^
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