「Webライターをしているけど直接契約ってどうやってする?やり方がわからない…」
「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトを利用してライティングの仕事を受注する方の中で、文字単価が上がってもシステム手数料に煩わしさを感じている方は多いのではないでしょうか?また、直接契約のとり方(コミュニケーション)がわからなくて方法を調べている方もいるのではないでしょうか?
直接契約には「手数料をとられない」というメリットがあります。成果をお話しすると、わたしは「ママワークス」で文字単価3円のライティング案件を直接契約することができました。専業でWebライターをしているわたしが実際に利用している5つのサイトと3つの方法は以下の通りです。
方法① | サイトに登録してライティング案件を探す ・ママワークス ・Wantedly(ウォンテッドリー) ・副業クラウド ・indeed(インディード) ・ミライトマッチ |
方法② | Googleの検索窓で「ライター募集」しているメディアを探す |
方法③ | Twitterでライター募集を探す |
◇本記事でわかること◇
- ライターが直接案件を取るまでの経緯
- 直接契約を取るコツ
- 直接契約をとれる5つのサイト
- 契約締結から納品までの7つの手順
- 直接契約で記事を納品後にすること
本記事は、読者さんの今後のスキルアップにともなう内容となっています。ぜひご覧ください。
Webライター主婦が直接契約をとるまでの経緯
わたしはクラウドワークス1本で約半年間以上仕事を受けています。
主に、以下の仕事を承っていました。
- オウンドメディア記事の執筆
- ブログ代行
- アフィリエイト記事の執筆
- 電子書籍に掲載する長文記事の執筆
半年経過したあたりから、クラウドソーシングサイトで、報酬の20%のシステム手数料が取られることに煩わしさを感じるようになってきました。
クラウドワークスでの実績を生かして直接案件を受注するようになりました。
わたしはクラウドワークスで様々なクライアント様を相手に仕事をしました。
中には、とても丁寧に対応してくださるクライアント様がいました。その方は、私が書いた記事の修正箇所を指摘するときに理由もつけてコメントをしてくださいました。また、質問に対する回答や返信が早かったです。
このように、クライアント様の中には、フィードバックを丁寧に行う方もいます。
わたしはライティングスキルを磨きつつ、今後のステップアップを考え、クラウドワークスから直接案件へ移行することを決めました。
Webライターが直接契約で案件をいただくメリット
直接契約で案件をいただくと、いくつかメリットがあります。クラウドソーシングサイト経由で発生するシステム手数料がかかりません。
◇直接契約のメリット◇
- 手数料がかからないから報酬がそのまま受け取れる
- 直接契約を結べるサイトは継続案件が多いので、営業する手間を省ける
メリット①直接契約を結べば手数料がかからないから報酬がそのまま受け取れる
高単価案件になればなるほど、このシステム手数料が煩わしいのです。あと、直接経験を締結するサイトの多くは、1文字1円未満の底単価な仕事は紹介していません。Webライターが収入をあげるためには、文字単価を少しでも上げることが大切です。
メリット②直接契約を結べるサイトは継続案件が多いので営業する手間を省ける
後述する直接契約を結べるサイトでは、3ヶ月以上の長期継続案件が多いです。クライアント様と関係を築きあげ、3ヶ月または半年から1年以上長く継続してクライアント様とお付き合いしていきます。
Webライターは執筆時間を優先して仕事を進めます。直接契約を結ぶことができれば、営業する時間を執筆時間に充てられます。
Webライターが直接契約をとる3つの方法
直接契約をとるための3つの方法をご紹介します。直接契約をとってみたい方は、ぜひ以下の方法を試してみてください。
方法①Googleの検索窓に「〇〇(執筆ジャンル)+ウェブライター+募集」と入力する
この方法で検索すると、Googleの検索結果が沢山でてきます。また、自分が興味をもてそうなジャンルを含めて「〇〇 Webライター募集」と入力すれば、さらに範囲が狭まります。
たとえば、暮らし、子育て、好きなジャンルなどを〇〇の中に入力します。
直接契約をとりたいAさんのケースをみてみます。Aさんは、Google検索窓に「暮らし ウェブライター 募集」と入力しました。
出てきた検索結果を見ます。すると、Aさんは、気になる仕事を発見しました。そのサイトのお問い合わせのページから応募文を送ります。数日返事を待ちます。
このように、Google検索窓に入力して直接問い合わせる方法があります。
方法②直接契約をとれるサイトへ登録した
わたしは、直接契約をとるために、以下のサイトやアプリを登録しました。
- ママワークス
- Wantedly(ウォンテッドリー)
- indeed(インディード)
- 複業クラウド
- ミライトマッチ
わたしは、毎日先述するサイトへログインして気になる仕事を探しました。また、契約している仕事の執筆作業やブログリライトの合間に、積極的に仕事へ応募しました。
毎日サイトへログイン、応募を繰り返していると、「ママワークス」や「Wantedly」に登録されている会社の採用担当者から応募の返信がくるようになりました。
わたしがはじめて直接契約がとれたのは、社会保険の手続きに関するライティング文字単価3円の仕事でした!とても嬉しかったです
方法③Twitterの検索窓に「#ライター募集」と入力して新着ツイートをみる
Webライターをされている方の多くはTwitterを利用していると思います。Twitterの検索窓に「ライター 募集」と入力して新着ツイートをみます。ライターを募集されている方がいれば、仕事を希望していることをお伝えします。
以下のメールを送ります。
◇Twitterで使える例文◇
はじめまして。Webライターとして活動している〇〇と申します。
執筆ジャンルは〜〜、〜〜、〜〜、〜〜です。
他ジャンルも丁寧なリサーチのもと執筆させていただいております。案件の詳細を教えていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
このように、クライアント様に自分の名前(ライター名)、執筆ジャンルなどをメールで送ると連絡があることがあります。ぜひ試してみてください。
Webライター主婦が直接契約から学んだ採用されやすいコツ
わたしはWebライターを始めて約半年ほど経ってから、クラウドソーシングサイトは使わないで、後述する直接契約を結べるサイトで仕事をもらうようになりました。そんなわたしが、Webライターとして採用されやすいコツを以下に挙げてみました。
◇直接契約で採用されやすいコツ◇
- プロフィール文を作り込む
- できるだけ新着案件を狙う
- 連絡がきたらすぐに対応する
- テストライティングを積極的に受ける
直接契約の契約締結から納品までの7つの手順
こちらでは、直接契約の仕事の流れを以下の順で解説します。
- 手順1気になる仕事へ応募する
ママワークスやWantedlyで仕事を見つけて応募します。
- 手順2面談を行う
会社の担当者様から連絡が来たら、カジュアル面談へ進みます。
- 手順3テストライティングを受ける
テストライティングを受けて連絡を待ちます。
- 手順4業務委託契約を結ぶ
テストライティングに合格後、クライアント様や会社の担当者様と契約を交わします。
- 手順5打ち合わせして執筆作業を進める
執筆内容や方向性を確認するため、打ち合わせして執筆を開始します。
- 手順6納品する
記事を執筆後、納品します。
- 手順7請求書を発行します
締め日までに請求書を発行してクライアント様や会社の担当者様へ送付します。
①気になる仕事へ応募する
ママワークスやWantedly のサイトでは、日々数多くの案件が掲載されています。気になる仕事があれば、積極的に応募してみてください。
直接契約のとれるサイトと、クラウドソーシングサイトを比べると、いくつか違いがあります。その一つは、直接契約のとれるサイトでは応募文を作成しなくても「応募する」のボタンをクリックすれば応募が完了する点です。
クラウドソーシングサイトを利用した方には、営業の時間がかかってしまうことをおわかりいただけると思います。ママワークスやWantedlyなどでは、クライアント様1人ひとりに自分の経歴や応募理由などを掲載した応募文を送りません。
サイト上で、「応募する」、「エントリーする」をクリックして待ちます。クライアント様から連絡があれば、カジュアル面談やテストライティングなどへ進みます。
②クライアント様や会社の採用担当者様と面談を行う
Wantedlyではカジュアル面談を実施される会社が多いです。カジュアル面談では、応募理由や会社への質問を聞かれたり、具体的な仕事内容、今後のテストライティングの有無などの説明などを聞いたりします。
時間は30分程度です。自宅でカジュアル面談を受ける際に、はじめてのクライアント様への印象が悪くならないように気をつけましょう。たとえば、以下のことをこころがけるのがよいです。
- 会社へ質問することを書き出しておく
- 紙とペンを用意しておく
- こ綺麗な服装を用意しておく
- トイレに行っておく
- 面談を受ける場所を決めておく
- すぐ面談を受けられる準備をしておく
③テストライティングを受ける
会社によりテストライティングがある場合があります。テストライティングは、会社が読者さんを採用するかどうか見極める判断材料になります。わたしがテストライティングを受ける際に気をつけた点は以下の通りです。
- 指定された期限内でできる限り早く提出する
- 会社が提示する参考資料を何回も読む
- 会社のトンマナに合わせて執筆する
- 誤字脱字をチェックする
自分が書きたいことを書くのではなく、会社が求めることを書きます。会社が運営しているオウンドメディアや、求められる情報をよく見極めてからテストを受けるのがいいでしょう。できるだけ書き方を会社のオウンドメディアの書き方によせると、受かりやすいと思います。
テストライティング合格のコツは、こちらの記事で解説しています。ぜひ読んでみてくださいね。
記事テストライティング合格者が教える効果的な5つのテクニック【初心者必見】
④業務委託契約を結ぶ
会社の採用担当者様と、業務委託契約を締結します。会社によって、メールにPDFが添付されて送ってきていただく場合と、印刷して封筒に入っている場合があります。どちらにしても、受け取り次第すみやかに出するのをおすすめします。
メールにPDF文書が添付されている場合は、電子印鑑が必要です。電子印鑑は「電子印鑑素材(無料)」で簡単にできます。
⑤執筆内容を打ち合わせして執筆作業を進める
わたしは執筆作業として7割ほど進めた状態で、一度会社にみていただいています。記事の方向性や表現などが、会社が求めているものと合っているかどうか確かめる為です。
⑥記事を執筆したのち納品する
Webライターは指定された提出方法で記事を提出します。提出方法は、WordやGoogleドキュメントが多いと思います。
⑦締め日までに請求書を発行して送付する
請求書が簡単に作れるサイトを活用します。会社へ何日締め、毎月何日頃までに請求書を送ればいいのか質問してみましょう。請求書の発行に関しては、以下の記事をご覧くださいね。
記事Webライターの請求書の書き方を解説|源泉徴収税は確定申告すれば戻ってくる
Webライターが直接契約をとれるサイト5選
わたしが実際に直接契約を取るために利用しているサイトは以下の通りです。
- ママワークス
- Wantedly(ウォンテッドリー)
- 複業クラウド
- Indeed
- ミライトマッチ
Twitter上では、Googleの検索窓に、「ライター募集」で検索すればライター募集している企業が分かるので問い合わせからメールを送るのも良いとコメントしている方もいますが、実際には私の場合その方法で直接契約を取れた事はありません。
ミライトマッチは、プロフィール登録をして連絡がくるのを待ちます。みずから応募しません。嬉しいことに数通メールをいただきましたが、自分の希望する条件と合わず、採用を見送りさせていただきました。
Webライターが直接契約をとる際にしたこと
わたしは直接契約をとるために以下のことをしました。
- 契約書にサインした
- リサーチに時間をかけるようになった
- 請求書を発行するために『Misoca』に登録した
- 電子印鑑を用意した
最後に:Webライター直接契約の方法をおさらい
直接契約で、仕事を探せるサイトをもう一度、おさらいします。
- ママワークス
- Wantedly
- 複業クラウド
- Indeed
- ミライトマッチ
わたしも直接契約で安定した収入を得られるよう日々ライティングの勉強をしています。本記事が読者さんに少しでもお役に立てれば幸いです。当ブログでは、Webライターに役立つ記事を発信しています。よかったら、ご参考くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^
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